不動産お役立ちコラム
【冬でも暖かい家の特徴】構造や間取りアイディアをご紹介|茨城県の人気ハウスメーカー
冬でも寒さが気にならない暖かい家は理想ですよね。
特に寒さ対策が必要な地域では、家づくりで冬場の快適さが異なります。
そこで今回は、一年中快適な室温で過ごすための間取りアイディアや暖かい家にするための具体的なポイントなどをご紹介します。
【コラムでわかること】
- 暖かい家にするメリット
- 暖かい家の特徴
- 間取りのアイディア
- 茨城県の人気ハウスメーカーの一覧
目次
暖かい家のメリット
暖かい家にすることで得られるメリットをご紹介します。
一年中快適に過ごせる
冬に暖かい家は夏も涼しく365日季節に関係なく快適に過ごすことができます。
快適なリビングは自然と家族団らんできる空間になりますね。
外気の影響を受けにくいため適温を保ちやすいメリットがあります。
光熱費を節約できる
「年々高くなる電気代を安く抑えたい!」と思う方も多いと思います。
断熱性の優れた暖かい家ならランニングコストの光熱費を安く抑えることが可能です。
室内の温度を外に逃がしにくい構造なため、省エネルギーで快適な温度を保ちやすくなります。
エアコン以外にも電気ストーブやこたつ、ホットカーペットなどの暖房器具の使用頻度を減らすこともできます。
ヒートショックから家族を守れる
ヒートショックとは、冬場にお風呂場で高齢者が起こしやすい症状です。
暖かいお風呂場と寒い脱衣所の温度差によって起こすことがあります。
症状は「失神」「心筋梗塞」「脳卒中」などです。
暖かい家なら冬場でも脱衣所や廊下などが寒すぎることがないため、ヒートショック対策に繋がります。
結露が少なくなる
外気と室内の温度差によって窓に結露が起こります。
結露はカビを発生させたり、壁の中にある断熱材の効果を下げたりと建物の性能に関わる問題を起こします。
しかし、断熱性や気密性の高い住宅であれば結露を完全に防ぐことはできませんが発生しにくくなります。
住宅の性能を維持しやすくなります。
防音効果でプライバシー確保
暖かい家は気密性に優れています。
気密性が高い家は防音効果も高くなります。
お子様の元気に遊ぶ声や室内の話し声、ピアノなどの楽器演奏の音漏れ防止に繋がります。
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暖かい家の特徴
暖かい家の特徴を知ることで家づくりの参考にして頂ければと思います。
断熱性が高い「壁」と「窓」
断熱性が高い家は「外気の影響を受けにくい」「室内の温度が外に逃げにくい」と2つの特徴があります。
木造の戸建てであれば、壁の中に入っている断熱材や窓のサッシの性能によって断熱性の高さが異なります。
サッシの断熱性の高さは下記になります。
「樹脂サッシ」>「アルミ樹脂複合サッシ」>「アルミサッシ」
また、窓ガラスの枚数によっても異なります。
「トリプルガラス」>「複層ガラス」>「単板ガラス」
「樹脂サッシ」の「トリプルガラス」が一番断熱効果の高い組み合わせになりますが、コストも高くなるため予算と合わせて選択することが大切です。
断熱材は「グラスウール」「ポリスチレンフォーム」「硬質ウレタンフォーム」「天然素材の羊毛」などがあり各ハウスメーカーで取り扱っている物が異なります。
断熱性の高さ以外にも劣化しにくい、耐久性に優れている、価格が安いなどそれぞれメリットデメリットがあります。
気密性が高い「構造」
気密性の高い家は、壁と壁の間に隙間がなく室内の空気が外に漏れにくい構造です。
高気密住宅とも呼ばれ「気密テープ」や「防湿シート」、「吹きつけタイプの断熱材」などで隙間をしっかり埋めます。
断熱性能が高い家でも隙間がある家では十分に効果を発揮できないため、気密性の高さとセットで重要になります。
暖かい家づくりのポイント
全館空調システムで24時間冷暖房
全館空調システムとは、24時間365日稼働しているエアコンの代わりになるシステムです。
特徴として部屋だけではなく「廊下」「脱衣所」「玄関」など家全体の温度を適温に保ちます。
24時間稼働していますが、各部屋のエアコンをつけたり消したりするより電気代を安く抑えられることが多いです。
詳しくはこちら>>>Z空調とは?電気代や評判、デメリットやパパまるハウスについて解説
断熱性・気密性の基準値を比較する
暖かい家にするには、ハウスメーカーが公表している数値を確認することが重要です。
数値は「断熱性:UA値」「気密性:C値」で比較することができます。
数値が少ないほど高性能を意味します。
気になる施工会社が公表していない場合には、どのレベルの高さなのか直接確認するのもいいでしょう。
カーテンや断熱シートで断熱効果UP
サッシのグレードを上げなくても断熱効果を上げることができます。
低コストで気軽に実践できるのが断熱シートです。
水だけで簡単に貼って剥がせるタイプもあるため試しやすいメリットがあります。
また、断熱カーテンと呼ばれている断熱性の高いカーテンにすることで、冬の寒さ対策や夏の暑さ対策になります。
実際の窓のサイズより大きめのカーテンは、外からの冷たい空気が入りにくくなるためおすすめです。
間取りを工夫して暖かい家にできる?
建物の構造や性能は重要ですが、間取りを工夫することでより暖かい家にすることができます。
「自然光を取り入れる」明るい暖かい家
太陽光を上手に取り入れることで「明るさ」と「暖かさ」を兼ね備えた家にできます。
大きな窓から入る自然光によってのんびり日向ぼっこができる家は居心地がいいですよね。
吹き抜け上部の高い位置の窓から日差しを取り入れ、暖かいリビングにすることも可能です。
ただし、日当たりなどの立地条件やサッシの断熱性能によって最適なサイズや位置は異なるため設計士に相談することが大切です。
「窓を少なく」断熱効果UP
冬でも夏でも室内の熱が出入りしやすい場所は開口部である窓です。
窓を少なく、厚みのある壁を多くすることで室内の温度を外に逃がしにくくなります。
リビングの掃き出し窓は開放的な大きな窓、そのほかの窓を少なくし断熱効果を上げるなどメリハリをつける方法があります。
近年では窓が少ないシンプルモダンな住宅の人気が高まっているため十分検討できるかと思います。
断熱効果が高くプライバシーを確保しやすいのが特徴です。
「吹き抜け」や「リビング階段」断熱効果ダウン
吹き抜けは開放的なリビングになるため人気がありますが、天井が高くなるため断熱効果が下がります。
寒さ対策として冷たい空気を下に溜めないためにシーリングファンを導入し、空気を循環させる方法がおすすめです。
また、リビング階段は温かい空気が階段を通して2階に逃げやすくなります。
この場合、比較的コストをかけずにロールカーテンで対策することができます。
階段の出入り口にロールカーテンを設けることでリビングの暖かい空気を逃がしにくくなります。
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暖かい家づくりで冬でも夏でも一年中快適な住まい
断熱性・気密性の高い家は、冬は暖かく夏は涼しい家になります。
光熱費を安く抑えることもできるため長期的にみて家計に優しい家とも言えます。
茨城県の人気のハウスメーカー
茨城県で家を建てるなら大手のハウスメーカーだけではなく、評判の高い人気のハウスメーカーや工務店をチェックすることも大切です。
茨城県の人気のハウスメーカーをネット評判や情報をもとにご紹介します。
【ハウスメーカー・工務店】 | 【特徴】 |
パパまるハウス | ・1000万円台が主力のローコスト住宅
・豊富なデザインから選べる規格提案型住宅 ・桧家グループなので知名度があり安心 |
不二建設
|
・完全自由設計
・地域密着型のハウスメーカー |
ピーチ・ハウス | ・水戸市のローコスト住宅専門店
・無駄を省いたシンプルデザイン |
ノーブルホーム | ・自由設計と規格住宅を選択可能
・デザイン性や仕様が優れている |
棟匠 | ・高気密、高断熱、換気にこだわった家
・無垢材の自然のぬくもりが感じられるデザイン |
明日家デザイン工房 | ・高いコストパフォーマンスのデザイン住宅
・1000万円台からの自然素材住宅 |
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