不動産お役立ちコラム
【土地を安く買う方法&探し方】お得だからこその注意点についても解説
土地を安く購入できれば、注文住宅に予算を使いやすくなります。
そこで本記事では、「土地を安く買う方法」や「安い土地の探し方」、「購入の注意点」についてご紹介します。
家づくりに適した安い土地についてもわかるため、ぜひ参考にしてくださいね。
【コラムでわかること】
- 土地購入の流れ
- 安い土地の探し方
- 土地を安く買う方法
- 安く買う際の注意点
目次
土地購入の流れや基本の探し方
土地購入までの流れ
まずは、土地探しから引き渡しまでのおおまかな流れを確認してみましょう。
【土地購入までの流れ】
- 土地探し
- 購入希望の土地に「買付証明書」を提出
- ローンの「仮審査」
- 土地の契約・重要事項説明
- ローンの「本審査」
- 金融機関とローン契約
- 土地の引き渡し
条件に合った土地が見つかった際に、氏名や購入希望金額などを記入した買付証明書を提出し、物件を仮押さえします。
「つなぎ融資」などのローンを利用する場合には、仮審査が通ってから売買契約を結ぶことが基本です。
契約時には現金で「手付金」が必要になるため、準備しておきましょう。
土地探しの基本
土地の探し方には、「インターネット検索」「不動産会社に依頼」「ハウスメーカーに依頼」の3パターンあります。
ハウスメーカーでも土地探しをおこなってくれる場合がありますが、安くて優良な土地情報を多く持っているのは、専門の不動産会社です。
そのため、基本の探し方は「ネット検索→不動産会社に依頼」です。
ただし、土地購入前に希望の住宅が建てられるか、ハウスメーカーに確認してもらうと安心です。
茨城県で土地購入をご検討中の方は住宅市場まで>>>お問い合わせ
安い土地の探し方
安い土地の探し方は下記の通りです。
- 相場を把握
- 不整形地の土地を探す
- 古家付き土地を探す
- 売れ残っている物件を探す
- 空き家バンクで検索
- 競売の物件から探す
順番にご紹介します。
相場を把握
安い土地を購入するためには、相場を把握することが一番重要です。
まったく同じ広さや条件の土地は存在しませんが、似た物件で相場を確認できます。
【調べ方】
- 不動産の大手検索サイト「スーモ」「アットホーム」「ホームズ」などを利用
- 国土交通省の「不動産取引価格情報検索サイト 」を利用
- 国税庁の「路線価図」を利用
調べ方はいくつかありますが、大手検索サイトで近隣の土地価格を確認する方法が、比較的簡単なため、おすすめです。
不整形地の土地を探す
正方形や長方形の土地より「旗型や変形地」のほうが、土地価格が安い傾向です。
ただし、注意点として不整形地は家づくりの際に費用が割高になる可能性があるということです。
旗型の土地の場合、重機が入りにくいため、施工期間が長くなり人件費がかかります。
台形などの変形地では、ローコストの規格された間取りが入らず、坪単価の高い完全自由設計のハウスメーカーを選ぶことになる可能性も。
土地価格だけではなく、建築費用に影響する恐れはないか、確認することが大切です。
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古家付き土地を探す
古家付き土地は、解体費用を買主側が負担するため、相場より安い傾向です。
土地購入後に、解体の手続きや工事期間が必要になりますが、お得に購入できる可能性があります。
木造住宅の解体費用の目安は、坪単価4万円~6万円ですが、残置物や庭の樹木などの撤去費用もかかることを理解し、価格を見極めましょう。
売れ残っている物件を探す
長く土地情報が掲載されている土地は、売れ残っている証拠です。
情報の公開日が半年以上たっている場合、価格交渉がしやすい物件といえます。
売れていない理由を必ず確認し、問題なければ購入を検討してみましょう。
空き家バンクで検索
空き家バンクでは、土地や空き家付きの土地を格安で購入できます。
空き家バンクとは、売主と購入希望者をマッチングさせるサービスであり、不動産会社が仲介しないような安い物件が多く掲載されています。
競売の物件から探す
競売にかけられている物件は、市場価格と比べて6~7割という割安な価格で購入できる可能性があります。
不動産競売物件情報サイト で検索できますが、競売物件は「欠陥があっても責任を追及できない」など、一般の物件よりリスクが高くなります。
安い土地を購入できますが、競売の制度やリスクを十分に理解した上で、検討するのが良いでしょう。
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土地を安く買う方法
土地を安く買う方法をご紹介します。
不動産会社で非公開の優良物件を購入
インターネットで土地情報をすべて検索できるわけではなく、優良な安い土地は、「非公開物件」として、ネット上に掲載されていないケースが、少なくありません。
安くて人気の土地は、不動産会社の窓口に相談に来たお客様だけに、ご紹介する場合があるため、確認してみると良いでしょう。
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不動産会社と専任媒介契約を結ぶ
不動産会社に仲介を依頼する際に、「一般媒介」「専任媒介」「専属専任媒介」の3種類から選びます。
- 一般媒介:複数の業者に一度に依頼できる。
- 専任媒介:1社の業者のみ依頼可能。ただし、自身で直接売主を見つけて契約できる。
- 専属専任媒介:1社の業者のみ依頼可能。自身で直接売主を探して契約することもできない。
一般媒介の場合、不動産会社が時間をかけて土地を探しても、ライバル業者にお客様を取られてしまうリスクがあります。
不動産会社は、リスクが少ない「専任媒介」や「専属専任媒介」のお客様を優先して、優良な土地をご紹介する可能性があります。
そのため、安く土地を購入したい場合には「専任媒介」や「専属専任媒介」がおすすめです。
値引き交渉は繁忙期を避ける
安く土地を買う方法として、1月~3月の繁忙期を避けることがポイントです。
不動産の売買が活発化するため、値引き交渉している間に、売れてしまう可能性があるからです。
土地所有者から直接購入
不動産会社を通さずに、地主や知り合いから、直接土地を購入する方法があります。
仲介手数料がかからないため、その分、安く土地を購入できます。
ただし、専門家である不動産会社が間に入らないことで、購入後にトラブルが発生するリスクがあります。
土地を現金で一括購入する
土地購入だけでは、金利の安い住宅ローンを利用できません。
住宅が完成するまでの間、金利の高い「つなぎ融資」を利用することが多くなります。
そのため、資金に余裕があれば、金融機関に支払う「手数料」や「利息」を節約できる現金一括購入を検討してみましょう。
登記手続きなど自分でおこなう
土地を購入する際に、所有権移転登記など登記手続きをおこないます。
自身でおこなうことで、司法書士に支払う報酬(数万円)を節約できます。
必要書類を集めて、登記申請書を法務局に提出すれば登記完了です。
土地を安く買うときの注意点
安く土地を購入する際の注意点をご紹介します。
土地購入後に後悔しないために、ぜひご確認ください。
個人間の売買はリスクが高い
空き家バンクの利用や知り合いからの直接購入など、不動産会社を通さない個人間の売買は、リスクが高いことを理解しておきましょう。
通常の土地売買には「宅建士」「司法書士」「土地家屋調査士」の3人の専門家が関わってきます。
売主とのやり取りや売買契約書のチェックなども個人でおこなう必要があるため、重要な部分の見落としが起きやすくなります。
そのため、高い買い物になる土地購入では、不動産会社などの専門家を通した一般的な売買が安心です。
相場より安い理由を確認する
相場より安い土地には、必ず理由があります。
「買い替えを希望しているため、早急に売りたい。」など、売主側の個人的な理由の場合には、問題ありません。
安くて優良な土地を見つけられた可能性が高いです。
ただし、「浸水などの災害に弱い地域」「再建築不可の土地」「水道が引き込みされていない土地」など、安い理由が土地にある場合には、注意が必要です。
安いからと安易に購入せずに、必ず安い理由を確認した上で判断しましょう。
まとめ
土地を安く買う方法や安い土地の探し方、安いからこその注意点についてご紹介しました。
安い優良な土地情報は、ネット掲載されていない可能性があるため、地域に強い不動産会社に相談するのが良いでしょう。
茨城県で「条件なし土地」の購入をご検討中の方は「住宅市場」におまかせください。
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