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新築住宅でよくある後悔15選|口コミや経験者から失敗事例を学ぶ

新築住宅でよくある後悔15選|口コミや経験者から失敗事例を学ぶ

新築住宅の間取りや設備、デザインで後悔する方は、少なくありません。

そこで本記事では、SNSや口コミ、ネット情報などから新築で後悔した失敗事例をまとめました。

意外と気づきにくいポイントも多いため、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。

 

【コラムでわかること】

  • 新築でよくある後悔
  • 後悔しない家づくりのポイント

目次

新築住宅でよくある後悔15選

新築で後悔したよくある失敗事例を項目ごとにご紹介します。

  • 収納
  • 間取り
  • 設備
  • 家事動線
  • 子ども部屋
  • 外観
  • 住み心地

新築の収納で後悔

壁面収納

「収納が少なくて、部屋が片付かない。」

収納の少なさに後悔する方は多く「収納が足りず、後から市販の収納棚を買い足した」「リビングにクローゼットを造っておけば良かった」などの意見があります。

ただし、収納を広くしすぎると、今度はリビングが狭くなり後悔する原因になります。

そのため、居室と収納のバランスを考慮し、使いやすいように生活動線上に設けることがポイントです。

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「玄関に広めな収納を造れば良かった。」

シューズクローク

玄関は、靴以外にも家族のアイテムが集まりやすい場所です。

「ベビーカー・傘・外で使うおもちゃ・自転車・掃除道具」など、まとめて収納できると綺麗な玄関を保ちやすくなります。

近年では、衣類やカバンも収納できる「シューズクローク」が人気です。

新築の間取りで後悔

吹き抜け

「おしゃれな吹き抜けにしたけど、光熱費が高くなった。」

吹き抜けは、1つの大きな空間をつくるため冷暖房の効率が落ちます。

室内を快適な温度にするための消費電力量が多くなり「光熱費が高くなった」と後悔するケースがあります。

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「寝室が狭すぎた。」

意外に新築で後悔した方が多いのが、寝室が狭い点です。

寝るだけだからという理由で、ベッドが置けるギリギリの広さにするご家庭も多く、圧迫感のある空間になりがちです。

ベッド以外の家具を置く予定がなくとも、着替えすれ違える余白スペースを考慮して、居心地の良い寝室づくりを目指しましょう。

新築の設備で後悔

IHクッキングヒーター

「オール電化にしたら光熱費が思った以上に高い!」

「オール電化にしたら光熱費が安くなりますよ!」とおすすめされて、導入を検討される方は多いです。

ですが、思った以上に安くならず「初期費用を回収できなさそう」と後悔する場合があります。

オール電化の新築は「IHクッキングヒーター・エコキュート・電気式床暖房」などガスと比べて設備の初期費用が高くなる傾向です。

ご家庭ごとに電力使用量は異なるため、節電量をシミュレーションし、光熱費がお得になるのか確認しましょう。

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「シャッターなしにして後悔した。後付けしたい。」

シャッター

1階のシャッターは、ほとんどの新築で設置していますが、2階のシャッターをつけるか悩むご家庭は多いです。

「台風のときに、窓が割れないか不安になる」など、シャッターなしの寝室で後悔するケースもあります。

シャッターがあると「災害時に安心」「防音効果がある」「防犯性が高い」などのメリットがあるため、費用と合わせてご家族で検討しましょう。

「コンセントの数が足りず、配置も悪い。」

スマホやiPadなど日常的に使う家電製品が増えたことで、コンセントの数が足りないと後悔した口コミが増えました。

ですが、コンセントの数を無計画に増やすと、デザイン性が悪くなるだけです。

暮らしをイメージし、使いやすい位置や高さに必要な数を配置することが重要です。

新築の家事動線で後悔

洗濯物を収納している女性

「洗濯家事が面倒。ワンフロアでまとめれば良かった。」

洗濯家事は「洗う→干す→畳む→収納する」の4つの工程があります。

1階2階を行き来する回数が多くなったり、移動距離が長くなったりすることで、家事を負担に感じやすくなります。

ワンフロアにまとめるのが難しい場合は、できるだけ移動距離を短くできる間取りを検討しましょう。

「おしゃれなキッチンを選んだが、使い勝手が悪く後悔している。」

キッチン

キッチンの種類やデザインは豊富にあり、おしゃれなキッチンに憧れてしまいがちです。

ですが、機能性がご家庭に合っていないと、デメリットを感じやすくなります。

  • オープンキッチン:収納が少なく片づけしにくい、来客時に中を見られやすい
  • アイランドキッチン:広さが必要なためリビングを圧迫しやすい など

デメリットを把握し「リビングの間取り」「使い勝手の良さ」を考慮して選ぶことが大切です。

「洗面所の広さや収納が足りなかった。」

「洗面所」と「脱衣所」を1つの空間にした間取りが一般的であり、建売住宅では1坪(2畳)の広さが基本です。

ですが、1坪の間取りでは必要な収納を確保できず、「洗面台を来訪者が使うときに、隠したい物を隠せない」と後悔するパターンも。

子どもが成長すれば、収納するアイテムも増えるため、将来の家族構成に合わせて広さや収納を決めると失敗しにくくなります。

新築の子ども部屋で後悔

子ども

「子ども部屋が足りない。2つに分けておけばよかった。」

当初の想定とは違う家族構成(子どもが増えた・男女で産まれたなど)の場合、子ども部屋が足りないと後悔する場合があります。

ですが、余分に部屋数を増やしても、「1つの部屋が狭くなる」「物置部屋になってしまっている」など、今度は別の内容で後悔する可能性が出てきます。

そのため、家族構成に合わせて部屋数を変更できる間取りが便利です。

1つの部屋を2つに仕切れるように、扉やコンセントを2つ設置しておくと、大規模なリフォームを必要とせずに部屋を増やせます。

「子ども部屋のクロスを可愛いすぎるデザインにして、成長後に後悔。」

子どもが小さい時期や産まれる前に新築を建てると、子どもが喜びそうな派手なデザインを選ぶ方が一定数います。

ですが、子どもが中学生・高校生と成長すると、可愛すぎる部屋が恥ずかしいと嫌がる恐れがあります。

家具や小物で子どもらしい部屋作りをおこない、クロスはシンプルな白や淡い色が失敗しにくいためおすすめです。

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新築の外観で後悔

片流れ屋根

「片流れ屋根にしたら、デメリットが多いことを後から知った。」

片側だけに傾斜がある「片流れ屋根」は、一般的な三角屋根と比べて雨漏りリスクが高くなります。

雨漏りで後悔しないためには、防水加工や施工技術、長期保証がしっかりした施工会社を選ぶことが重要です。

「シンプルな箱型の外観にしたら、雨の音がうるさい。」

四角い家

シンプルな箱型の新築は、雨や日差しから家を守る「軒」(外壁より外に出ている屋根部分)がありません。

軒がないことで「雨音が気になる」「雨が室内に入り込みやすい」「外壁が劣化しやすい」などデメリットがあります。

新築の住み心地で後悔

リビング 窓

「窓を大きくしたら寒いし暑い!」

窓が大きいと開放的で明るいお住まいにできますが、窓から「冷気」や「熱気」を室内に取り込みやすくなります。

「夏は暑く、冬は寒い新築になって失敗した!」と思わないために、断熱性の高い「樹脂サッシ」や「二重・三重ガラス」を検討しましょう。

後悔しない新築住宅を建てるポイントは?

家族笑顔

家事動線・生活動線のスムーズな間取りにする

家事動線や生活動線のポイントは「移動距離は短く・スムーズに移動できる間取り」です。

「水回りを1箇所にまとめる」「負担の大きい家事を優先して間取りを決める」など、家事負担の軽減を目指しましょう。

また、生活動線がぶつかりやすい場所は「余白スペースを設ける」「回遊できる間取りにする」など、工夫することで快適に暮らしやすくなります。

こだわりの家づくりではデメリットも考える

自由設計が可能な新築住宅では、家族に合ったこだわりの間取りや設備にできます。

ですが、間取りでも設備でもメリットだけではなく、必ずデメリットもあります。

どちらも確認してから決定したほうが後悔するリスクを減らせます。

断熱性・耐震性・気密性など住宅性能は妥協しない

新築の住宅性能は、住まいの快適性に大きく関わってきます。

高級住宅のような外観やデザインを希望しなくとも、断熱性や耐震性、気密性は妥協しないほうが良いでしょう。

まとめ

新築を建てる際、経験者の話や後悔した失敗事例を参考にすることで、後悔するリスクを減らすことができます。

家族に合った新築住宅はそれぞれ異なりますが、今回ご紹介した失敗事例を参考に、満足する家づくりを実現してくださいね。

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著者情報

藤井 義光

藤井 義光株式会社住宅市場 代表取締役

株式会社住宅市場の代表取締役を務める藤井 義光と申します。当社では、住宅用地や建売住宅、中古住宅など、豊富な住宅情報を取り扱っております。
お客様のご要望に合わせて最適な物件をご提案し、快適な住まい探しのお手伝いをさせていただいております。
今後も、住宅市場の最新情報を発信してまいりますので、ぜひご覧ください。

資格・経歴: 宅地建物取引士(茨城県宅地建物取引業協会会員免許宅建業/茨城県知事(3)第6818号)

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