不動産お役立ちコラム
【中古住宅】購入の流れや注意点を解説|茨城県で中古住宅
当たり前のように新築住宅を購入する時代ではなくなり、価格を抑えて中古住宅の購入を検討する人は増えています。
しかし、中古住宅の購入から引き渡しまでの流れや購入前に確認しておきたいポイントは新築住宅とは異なります。
そこで今回は、全体の流れや注意点などを初心者にもわかりやすく解説します。
とくに中古住宅に不安を感じている人はぜひ参考にして頂き、安心のお住いを手に入れてくださいね。
【コラムでわかること】
- 中古住宅購入までの期間
- 購入から引き渡しまでの流れ
- 購入前に確認したい注意点
目次
中古住宅購入にかける期間は?
中古住宅を探し始めてから引き渡しまでの期間の目安は下記になります。
- 物件探しから契約まで「2カ月~3カ月」
- 契約から引き渡しまで「1カ月~3カ月」
物件探しでは1つの物件だけを見て決めることは少なく比較検討して条件に合う物件を決めます。
ただし、探す期間が長すぎると気になっていた物件が売却されてしまうこともあるため注意しましょう。
契約から引き渡しまでの期間は、売主の状況によって異なります。
売主が住んでいないリフォーム済み中古住宅などであれば短期間での引き渡しが可能です。
中古住宅購入の流れ
最初に中古住宅の全体の流れをご紹介します。
- 希望条件をリスト化
- 資金計画
- 情報収集
- 不動産会社に条件を相談
- 物件の内覧
- 買付証明書で物件を仮押さえ
- 売買契約と重要事項説明
- 住宅ローンの本審査
- 決済 お引き渡し
希望条件のリスト化
希望の条件は家族でも違うため話し合うことが大切です。
広さや間取り、駅からの距離や通勤通学の時間、実家までの距離などがポイントです。
すべての希望条件をかなえることは難しいため優先順位をつけておきましょう。
絶対に譲れない条件が明確になるため物件選びスムーズになりますよ。
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資金計画
購入する物件の価格を決めるためにも資金計画をおこないます。
細かな資金計画や金利のタイプは不動産会社に相談が可能です。
そのため最初の資金計画では「住宅ローンの上限」「自己資金はいくら出せるのか」「借入金額」などを確認します。
情報収集
希望エリアの中古住宅の条件や価格を比較します。
不動産会社の店頭やHP、折込チラシなどで情報収集できます。
すべての希望条件が一致する物件が見つからなくても諦めてはいけません。
不動産会社に相談することで未公開の優良物件が見るかる可能性があります。
不動産会社に条件を相談
専門家である不動産会社に条件や資金計画を相談しましょう。
その際に優先順位を決めた条件リストがあると希望により近い物件の紹介を受けやすくなります。
物件の内覧
気になる物件に内覧を申し込み、日程を決めて内覧会をおこないます。
中古住宅は次章で詳しく解説しますが内覧会が重要なポイントです。
購入後に後悔しないためにも見るポイントを事前におさえておきましょう。
また1日に複数の物件を見学する場合には、後から見返せるようにチェックリストがあると便利です。
物件ごとに良かった点悪かった点を把握し総合判断することができます。
買付証明書で物件を仮押さえ
購入する物件が決まったら買付証明書を提出し物件の仮押さえをします。
仲介会社と売主とで条件の交渉をおこない、成立すれば後日契約の流れになります。
また契約日までに住宅ローンの事前審査をおこないます。
売買契約と重要事項説明
売主・買主・仲介会社の3者が集まって重要事項説明と売買契約をおこないます。
重要事項説明から契約締結まで2時間~3時間程度かかるため時間に余裕がある日程を調整しましょう。
最初に重要事項説明書をもとに物件の詳細や契約の条件について不動産会社から説明を受けます。
重要事項説明を受けたあとに売買契約の流れになります。
売買契約書に署名捺印をして「手付金を売主」「仲介手数料を不動産会社」に渡して契約締結です。
住宅ローンの本審査
住宅ローンの本審査に申し込みます。
本審査の期間は1週間~2週間が多くなりますが、ネット銀行などは1カ月以上かかることがあります。
提出する書類に不備があった場合には、追加資料の送付などさらに期間が延びるため注意しましょう。
決済 お引き渡し
売主に残代金を支払い、所有者を売主から買主に変更する登記手続きをおこないます。
決済場所で物件の鍵を受け取りお引き渡し完了になります。
中古住宅購入の注意点
内覧時に見るポイントとは
【内覧のポイント】
- 周辺環境(ゴミ置き場や嫌悪施設、騒音施設が近くにないか)
- 日当たりや風通し
- 駅やバス停までの道のり
- 庭の手入れのしやすさ
- 昼と夜の雰囲気(街灯の有無や騒音)
- 「キッチン、トイレ、お風呂」などの水回りの設備関係
- 「雨漏り」天井やクロスのシミ
- 「床下」シロアリによる被害
中古住宅の建物の状態は別途書類で詳細な説明を受けます。
しかし、内覧時に視覚的に確認することでリフォームする箇所などを把握しやすくなります。
トイレやキッチンなどの設備交換が必要な場合、物件購入費用と合わせてリフォーム費用も計算する必要があります。
また、建物の確認と合わせて周辺環境の確認も大切なポイントです。
設備や建物の状態を確認は仲介会社や売主に聞いてからおこなうようにしましょう。
ホームインスペクションで安心
建物の状態を素人が見ても正しく判断できないケースも多いです。
第三者の専門家に依頼することで欠陥箇所や劣化具合などを確認してもらうことができます。
ホームインスペクションをおこなうことで購入への安心感を得ることができますね。
中古住宅の市場が活性化するなかでホームインスペクションも身近な存在になっています。
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リフォームしやすい物件
中古住宅購入後にリフォームを検討する人は多いです。
設備や壁紙など部分的なリフォームであれば自由にリフォームが可能です。
注意したいのが間取り変更など大規模なリフォームを検討している人です。
4LDKを2LDKの間取りに変更する場合などは間仕切り壁を撤去する必要があります。
しかし、壁で耐力をとっている物件であれば構造上撤去することができません。
購入後に希望のリフォームができなかったと失敗しないためにも、リフォーム業者に希望の間取りに施工可能か確認しましょう。
耐震性の強度
築年数が古い中古住宅では耐震性に問題はないか不安に思う人多いです。
多くの物件では問題なく住むことができますが、安心して購入するためにも耐震基準を確認するとよいでしょう。
住宅の耐震には「旧耐震基準」と「新耐震基準」があります。
1981年6月以降に建築された住宅は基本的に「新耐震基準」になります。
旧耐震基準の住宅は、耐震性の基準が低く大地震による倒壊のリスクが高くなるため注意が必要です。
住宅ローン減税の対象になるのか
住宅ローン減税(控除)は、10年間年末の住宅ローン残高に対して0.7%を所得税や住民税から控除される制度です。
しかし、住宅ローン減税が適用されるには条件を満たす必要があります。
「借入期間10年以上」「新耐震基準に適合している住宅」「床面積50㎡以上」などの条件があります。
また、リフォームローンも住宅ローン控除の対象にすることができます。
控除額が100万円以上になることもあるため購入前に必ず確認するようにしましょう。
詳しくはこちら>>>>中古住宅を取得した場合(住宅借入金等特別控除)|国税庁
中古住宅の購入は注意点が多い
中古住宅は新築住宅と違い購入までにチェックしたい注意点が多くあります。
建物の劣化具合やリフォーム費用、保証内容や減税条件などすべてを素人が把握するのは難しくなります。
そのため、希望の条件が決まれば早めにプロの不動産会社に相談してみましょう。
中古住宅への不安を解消し条件にあった物件を購入する近道になります。
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