不動産お役立ちコラム
老後は平屋の注文住宅|のんびり暮らしを楽しもう
「2階建てじゃなく、老後のことを考えて平屋の注文住宅を建てたい」
「平屋の階段がないメリットは知っているけれどデメリットも知りたい」
老後のことを考えてワンフロアで過ごせる平屋が注目されています。階段の上り下りが必要ないことで生活しやすいメリットがありますが、その他にもメリットは多くあります。
また、後悔しないためにも「知っておきたいデメリット」や快適に暮らすために「取り入れたい設備」、「注意点」などをご紹介します。
【コラムでわかること】
- 平屋の注文住宅のメリット・デメリット
- 平屋に取り入れたい設備
- 平屋の注意点
目次
平屋の注文住宅のメリット
ローコスト
平屋は2階建てより必ずローコストで建てることができるわけではありません。2階建て分の必要な広さをワンフロアで造ることで割高になることもあります。
ですが、老後を過ごすためには生活がしやすいように移動距離が短いほうが暮らしやすくなります。そのため「コンパクト+シンプルな形の家」にすることでコストを抑えることができます。
また、間取りや設備を完全に自由に造れる注文住宅ではなく、数種類の間取りプランから選択する「規格住宅」にしてコストを抑える方法もあります。
バリアフリー
歳を取ることで気持ちは元気いっぱいでも、足腰や体力など身体的に弱くなってきます。少しの段差でもつまずいてしまう恐れがあります。
身体に負担をなるべくかけないためにも、階段の上り下りがない、段差のないバリアフリーの平屋であれば安心です。
掃除が楽
掃除のために階段を上ったり、階段の段差一つずつに掃除機をかける手間がなくなります。平屋は移動距離も短くなるため掃除をしやすくなります。
また、バリアフリーの平屋であれば近年人気の「ロボット掃除機」も使用することができますね。掃除がめんどうになってもロボット掃除機に任せることができるので安心です。
家事が楽
1階で洗濯して2階のベランダで洗濯物を干すということがありません。洗濯物を「洗濯する・干す・畳む・収納する」ことがワンフロアでできてしまいます。家事動線の移動距離が短くなるので、毎日の家事が楽になります。
庭と一体感
平屋に縁側があれば庭とリビングに一体感が生まれ開放的な空間になります。リビングにいながら外の空気を感じやすくなります。
庭との距離が近くなることから「家庭菜園を楽しんだり」「四季を感じたり」「お友達と縁側でお話したり」など自然光を感じながらゆっくり過ごすことができます。
ペットも飼いやすい
階段がないのでペットも家の中で過ごしやすくなります。また、庭を外壁やサークルで囲むことでペットが走り回れる環境ができます。リビングからペットの様子を気軽に見守ることもできますね。
天井を高く開放感のあるリビングにできる
2階部分がないため、天井部分を屋根の高さまで高くすることができます。天井が高いことで同じ広さのリビングでも広く感じる効果があります。
地震に強い
地震が起きて揺れやすい場所は高さのある2階部分です。平屋であれば地震が起きても揺れにくく、また外に避難しやすくなります。
平屋の注文住宅のデメリット
敷地の広さが必要
狭小地などの狭い土地であれば平屋は適していません。都心部では土地を有効活用するために2階建てや3階建てが多くなります。
しかし、敷地が十分に広く確保できる地域であれば平屋の注文住宅を問題なく建てることができます。住宅市場がご紹介する那珂市を中心としたエリアであれば敷地を贅沢に使って平屋を建築することも可能です。
日当たりが悪くなることも
隣地に大きな建物があったり、隣地との距離が近い場合、1階部分しかない平屋は日当たりが悪いと感じる場合があります。
自然光が入るリビングにするためにも、土地を購入する前や平屋を建築する前に日当たりを必ず確認するようにしましょう。
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老後を平屋で快適に暮らすためには
床暖房
注文住宅は建売住宅と比較して使用している断熱材や窓のガラスのグレードが高く設定されています。そのため、暖かい家を造りやすくなります。
ですが、さらに足元から温めてくれる床暖房をプラスすることで冬でも裸足でくつろげる住宅にすることができます。快適に過ごしやすくなりますね。
浴室換気乾燥暖房機
浴室換気乾燥暖房機は「お風呂の寒さを抑える」+「乾燥させてカビ予防する」ことができます。掃除が楽になるメリットと雨の日でも衣類を乾燥させることができる利便性があります。
また、高齢者が温度差によっておこす「ヒートショック」は浴室でおこりやすいですが、お風呂場に暖房機があることでお部屋とお風呂場の温度差を少なくしてくれます。
手すりの設置
手すりと言えば2階にあがる階段に取り付けるイメージがありますが平屋には2階がありません。ですが、将来使いやすくするためにも「玄関」「トイレ」「お風呂」「庭に降りる場所」などに事前に設置しておくと便利です。
手すりの最適な高さは人によって異なるため、設置する前に専門業者と話し合って決めましょう。
また、注文住宅を建てる際に取り付けなくても、後から必要になった際に簡単に取り付けられるように壁の中に「下地」だけでも設置しておくことをおすすめします。
電動シャッター
防犯面を上げるためにも窓にはシャッターを取り付けたほうが安心です。ですが、シャッターの開け閉めは意外と力を必要とします。
また、床まで一度しゃがむ必要があるため、高齢者になるとシャッターの開け閉めが苦痛になり、一部のシャッターは閉めっぱなしになってしまうご家庭もあります。
スイッチ一つでシャッターの開閉が可能であれば、気軽にリビングに太陽の光を取り入れることができますね。
コの字型の家にする
平屋の形を「コの字型」にすることで「中庭」を造ることができます。中庭があることでどの部屋にも自然な光が入りやすくなります。また、外からの視線を家の壁で遮るので、中庭のプライバシーを確保しやすくなります。
注意点として正方形や長方形の家より建築費用が割高になることです。コの字型にすることで角や外壁が増えるのでコストがかかります。
ウッドデッキ
ウッドデッキは、縁側と同様にリビングと庭に一体感を持たせてくれます。また、リビングから段差なくウッドデッキを造ることで庭に降りることなく洗濯物を干すことができます。開放感やおしゃれな見た目以外にも利便性を上げてくれますね。
天窓をつける
1階部分を広くすることで奥の部屋に太陽の光が入りにくい間取りになる場合があります。ですが、天窓をつけることで奥の部屋でも日中明るい部屋にすることができます。
平屋の注文住宅を建てる際の注意点
ハウスメーカー選びは性能をチェック
「断熱性・気密性」などの性能を確認してみましょう。冬でも快適に過ごすためには住宅の性能が重要です。
また、開口部で使用しているガラスにも「ペアガラス」や「トリプルガラス」などがあります。特に窓を広く設置する場合には、ガラスの種類によって外気から室内の温度を守りやすくなります。
コスト面+条件を考慮し注文住宅の種類を選択
間取りや設備、デザインにこだわりたい人は、細部まで自分たちで決めることができる注文住宅の平屋がおすすめです。
ですが、費用を抑えたい場合には注文住宅の中でも「規格住宅」の平屋も検討してみてはいかがでしょうか?0から造らないのでコストを抑えることができます。
防犯面を上げる
寝室もリビングもすべて1階にあるため、防犯面を気にするご家庭は多いです。安心して老後を暮らすためにも「防犯ガラス・シャッター・センサーライト・防犯カメラ」などの対策も検討してみましょう。
人が入れそうな大きな窓だけでもシャッターがあることで安心感がアップしますね。
まとめ
平屋の注文住宅は、身体への負担を軽減してくれるため老後の生活がしやすくなります。また、快適に暮らすためにも立地条件は重要です。平屋を建てられる十分な広さや日当たりの良い場所など地域密着型の不動産会社にぜひご相談ください。
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