不動産お役立ちコラム

分譲地はやめたほうがいいと言われる理由|メリット・デメリットと改善策の解説

分譲地はやめたほうがいいと言われる理由|メリット・デメリットと改善策の解説

同世代ファミリーが集まりやすい、整った環境や街並みが印象的な分譲地。

中には、近所づきあいやプライバシーの関係で「分譲地はやめたほうがいい」という声もあります。

今回は、分譲地と宅地の違いから、分譲地のメリット・デメリットを活かした住まい探しのポイントを解説していきます。

やめたほうがいいと言われる理由と対策も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

【このコラムでわかること】

  • 分譲地は近所づきあいやプライバシーの確保が難しい一方で、生活インフラが整い利便性が高いのが特徴です。
  • 近隣住宅と似た間取りになることが多いが、リーズナブルな価格や同世代の家族が集まりやすいメリットがあります。
  • 土地の広さや制約、建築条件などのデメリットと改善策を押さえておきましょう。

分譲地と宅地の違いを理解しよう

分譲地と宅地の違いを知ろう

まずは、家づくりに必要な土地の「分譲地」と「宅地」の違いについて見てみましょう。

 

分譲地とは?

分譲地は、不動産会社などが大規模な土地を購入し、いくつかの区画に分割して住宅を建てるために販売している土地のことを言います。

分譲地は宅地の一種で、販売区画数によって「大規模分譲地」と「小規模分譲地」に分かれます。

特に、1つの街のように形成された大規模分譲地では、生活インフラ(道路、水道、ガス、電気など)が整備されていることが多く、購入後すぐ快適に暮らせるのが大きなメリットです。

 

分譲地と宅地の違い

宅地は、田や畑、山林などを含む数多くの「地目」の中の1つで、「建物の敷地及びその維持若しくは効用を果たすために必要な土地」との定義で、家が建てられる土地を指します。

分譲地と宅地はどちらも「家を建てるための土地」である点は同じですが、開発規模や販売方法が異なることによるインフラ整備の可能性ハウスメーカー選びの自由度に違いが生じます。

分譲地は、不動産会社などが一括して大規模な開発、複数の住宅を同時期に建設・販売する仕組みなので、宅地よりも生活インフラが整っていることが多いのが特徴です。

他にも、分譲地は一般的に「建築条件付き土地」であるのに対して、宅地はハウスメーカーや住まいの間取りを土地の所有者が自由に決められるという違いがあります。

ただし、分譲地か宅地かを問わず、各土地の建ぺい率や容積率などの制限には注意が必要です。

 

分譲地はやめたほうがいいと言われる理由

分譲地はやめたほうがいいと言われる理由は?

分譲地には、生活インフラが整っているなどの大きなメリットがある一方、いくつかのデメリットも存在するため「やめたほうがいい」と言われることがあります。

以下でその理由と改善策を紹介していきましょう。

 

近所づきあいが多くなりやすい

分譲地では、近所づきあいが活発になる傾向があります。

同じ時期に入居する家族が多いため、コミュニティが形成されやすく、子育て世代には安心感が得られやすい一方、プライベートを重視したい方にとってはストレスになる場合もあります。

事前に地域のイベントや活動に参加して雰囲気を見ておくのがおすすめです。

 

プライバシーの確保が難しい

住宅が密集して建設されるため、プライバシーの確保が難しい場合があります。

隣家との距離が近いため、窓を開けると目が合ってしまうことも少なくありません。

カーテンやブラインドで視線を遮る他、庭におしゃれな目隠しフェンスや植栽を設けるなど工夫してみましょう。

 

近隣住宅と間取りが似やすい

複数の住宅が同じ設計で建てられることが多く、個々の家の間取りが似通ってしまうことがあります。

他の家と区別がつきにくく個性を出しにくいというデメリットを感じる方もおられるかもしれません。

分譲地の中でも異なる間取りやデザインの住宅を探したり、庭やアプローチといった外構にこだわったり、ちょっとしたことで印象を変えてみるのもいいでしょう。

茨城県で「土地探し&住宅購入」をご検討中の方は住宅市場まで>>>お問い合わせ

 

【こちらの記事も読まれています】

分譲地に住宅を建てるメリットを知る

分譲地にマイホームを建てるメリット

続いて、分譲地のメリットもしっかり押さえておきましょう。

 

生活インフラが整っている

分譲地に家を建てる大きなメリットは、生活インフラの整備にコストや手間をかけなくてもいいところです。

道路や歩道、公園、公共施設などが、既に計画的に整備されており、水道、ガス、電気などの基本的なインフラも整っているため、工事を依頼する必要がありません。

特に忙しい子育て世帯にとって、住み始めてすぐに快適な生活が送れるのは魅力的ですよね。

学校や公園が近くにある、同世代の家族が多く住むエリアでは、子供同士のコミュニティも確保されやすくなります。

 

利便性の高さ

分譲地は、駅や商業施設、病院などがある便利なエリアに位置することが多く、日常的な買い物や急な病気やケガなどの緊急時にも対応できる、利便性の高さも魅力です。

ご家族の通勤・通学が楽になれば、毎日の生活にもゆとりが生まれます。

 

リーズナブルな価格

不動産会社が大規模な土地を一括購入・開発・販売する分譲地は、同じような条件の土地よりもリーズナブルな価格で購入できるケースが多くあります。

また、生活インフラが既に整った分譲地では、購入後の引き込み工事などが不要で、初期費用を抑えた家づくりが可能です。

 

同世代の家族が増えやすい

分譲地では、同じ時期に新築住宅が建設されやすいため、同世代の家族が多く集まるのも特徴的です。

特に子育て世代にとっては、同じような年齢の子供や家族が近くにいれば、親同士の情報交換や助け合いがしやすく、子供達の通学や放課後の見回りが自然とできるのも大きなメリットです。

また、子供達が喜ぶ地域のイベントやお祭りなど、家族みんなで楽しめる活動に参加できるのもいいですよね。

 

分譲地に住宅を建てる際の注意ポイント

分譲地で気になるデメリットと対策案

最後に、分譲地で住宅を建てる際に知っておきたい注意ポイントを解説します。

 

土地の広さや制約

分譲地は計画的に区画が設定されているため、自由に土地の広さを選ぶのが難しく、広い庭やゆとりある駐車場を持ちたいといった要望が叶わないケースもあります。

宅地であれば、売主との交渉で土地の広さを選べる場合もありますが、分譲地では販売されている土地の広さ・形状での購入が一般的です。

また、分譲地はコンパクトな土地が多く、広い土地をお探しの方には適さない可能性もあります。

 

「建築条件付き」の場合が多い

分譲地の場合、多くが「建築条件付き」で販売されています。

これは、土地を購入する際に、特定の建築会社と契約して決められたハウスメーカーや工務店で住宅を建てることが条件となっている、という意味です。

そのため、気になる住宅会社や理想の間取りが選べず、設計やデザインが制限されるというデメリットも考えられます。

土地の購入前には、建築条件に関する詳細な情報を仕入れたり、複数の分譲地を比較したりするのもおすすめです。

最終的には、建築会社としっかり話し合い、ご家族の希望を伝えることで、可能な限り自由度の高い住まいを実現させるのがポイントになります。

 

住宅市場では、那珂市を中心としたエリアで豊富な情報と適正価格査定に基づく良質な不動産を、地域密着型の誠実な精神とともにお届けしております。

住まい探しを始められる際は、ぜひ安心してお気軽にご相談ください。

茨城県で「土地探し&住宅購入」をご検討中の方は住宅市場まで>>>お問い合わせ

 

住宅市場では「建築条件なしの宅地」をご提案。お客様のお好きなハウスメーカーで理想のマイホームを建てていただくことが可能です。

建築条件なしの土地に理想のマイホームを建てる

他にも、新築建売や中古住宅の販売もしております。

物件探しの際はこちらの「物件検索」もご利用ください。

 

【こちらの記事も読まれています】

まとめ|分譲地はやめたほうがいいと言われるポイントを解消

分譲地には多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットも存在します。

満足度の高いマイホームを手に入れるためには、理想のライフスタイルや家づくりの優先順位をしっかりと検討した上で、条件に合う土地を見つけ出すことが大切です。

ぜひ、ご家族の希望に合う土地を選んで、快適な暮らしを実現させてください。

茨城県で土地探しをご希望の方は「住宅市場」におまかせください。

茨城県で理想の土地探しを実現

地域に強い「住宅市場」だからご紹介できる優良な情報が多数あります。

弊社はお客様第一に考え誠実にサポートをおこない、お客様のご要望にお応えします。

「住宅市場」は、茨城県那珂市を中心としたエリアで活動する地域密着型の不動産会社です。

まずはお気軽にご相談ください。

土地新着情報Land new property

戸建新着情報New detached property

監修者情報

藤井 義光

藤井 義光株式会社住宅市場 代表取締役

株式会社住宅市場の代表取締役を務める藤井 義光と申します。当社では、住宅用地や建売住宅、中古住宅など、豊富な住宅情報を取り扱っております。
お客様のご要望に合わせて最適な物件をご提案し、快適な住まい探しのお手伝いをさせていただいております。
今後も、住宅市場の最新情報を発信してまいりますので、ぜひご覧ください。

FacebookInstagram
MENU
PAGE TOP