不動産お役立ちコラム
リフォーム済み中古住宅で注意すべきポイントとは|すぐ住める物件の探し方と購入のコツ
中古住宅を探すにあたって「リフォーム済み住宅」に注目されている方も多いのではないでしょうか。
今回は、物件選びに役立つ基礎知識から、リフォーム済み中古住宅の購入を検討する上で、注意しておくべきポイントを解説します。
すぐ住める理想のマイホーム購入で、憧れの暮らしを手に入れるための参考にしてみてください。
【このコラムでわかること】
- 新築よりもリーズナブルな価格で理想の物件を探すコツが分かります。
- リフォーム済み中古住宅で失敗しないための注意ポイントを押さえておきましょう。
目次
リフォーム済み中古住宅の魅力とは
「リフォーム済み中古住宅」は、不動産会社やリノベーション専門会社などが中古物件を購入して、リフォーム・リノベーションを済ませた状態で売りに出された住宅です。
内装や設備は、すでに更新されているため、お客様が購入後にこれらの費用をかける必要がなく、また「リフォーム済み」として不動産会社などから販売された物件は、万が一住み始めてから不具合が見つかった場合でも契約不適合責任が付帯されているため安心です。
参考:一般財団法人 住宅金融普及協会|瑕疵担保責任から契約不適合責任へ
完成住宅が内覧できる
リフォーム済み中古住宅の場合は、リフォームがすでに完了している状態の内覧が可能なので、リフォーム・リノベーションを前提とした中古住宅の購入と違って、実際の仕上がりを直接目で見て確認できるのが大きなポイントです。
そこでの暮らしがイメージしやすく、家具やインテリアの導入計画も立てやすいですよね。
また、リフォーム済み住宅は不動産に詳しいプロが、立地条件や管理状態を把握した上で「売れる」と見込んで購入&改修した物件なので、総合的に見て理想的な住まいである可能性が高いのも魅力です。
新築住宅よりもリーズナブル
リフォーム済み中古住宅は、新築住宅よりも基本的に総費用が抑えられるため、同じ予算内でより広い間取りや充実した設備の導入をお考えの場合は有利な選択肢です。
また、中古物件を購入してからリフォーム・リノベーションする方法よりも、工事期間中の仮住まいを確保する手間や費用がかからないメリットが得られます。
資金計画が立てやすく、すぐ住める
リフォーム済み中古住宅には、購入してすぐ住めるメリットが大きく、仮住まいはもちろん新築や中古住宅の購入費に重複してかかる住み替えコスト負担の無駄が抑えられます。
リフォーム済中古住宅の購入には、物件価格以外にも以下のような諸費用が必要で、物件価格の約6~10%であることや物件購入価格はすで決まっているため、早い段階での総費用の把握や資金計画を立てるのにも便利です。
リフォーム済み住宅「買取再販物件」の探し方
リフォーム済み中古住宅は、不動産仲介会社や買取再販会社を通して探せます。
ここでは、不動産仲介会社と買取再販会社の違いを整理してみましょう。
不動産仲介会社とは
不動産仲介会社は、売主の代わりに広告活動を行い、リフォーム済み中古住宅販売を仲介する役割を果たします。
地域の不動産市場に精通したプロが、購入希望者の希望に合った物件を提案。
収益は成立した売買契約による仲介手数料が収益になります。
買取再販会社とは
買取再販会社は、不動産を直接買い取り、リフォーム・リノベーション後に再販する会社です。
リフォーム・リノベーションの専門知識を持つため、品質の高いリフォーム済み物件が見つかる可能性が高いのが魅力。
手数料は発生せず、利益は仕入れ値と販売価格の差額が利益になります。
買取再販物件を探す
画像引用:国土交通省:買取再販事業について
「買取再販物件」は、不動産会社が中古物件を買い取り、自社(法人)でリフォーム・リノベーションを施して、再販に出す物件です。
買取再販会社が、再販のために買取する物件は、リフォーム・リノベーションで付加価値を高められる築年数や、その他立地条件などが整っていることが前提。
そのため、マイホーム検討の際に、注文住宅や建売住宅といった新築住宅を購入する方法や、中古物件を買ってリフォームする方法の他に「リフォーム済み中古物件」を選択肢に入れる方も年々増えています。
住宅市場では、価格や間取、築年数など、ご希望の条件を指定して理想の「リフォーム済中古住宅」が効率的に探せる「こだわり検索」を用意しております。
茨城県で住宅購入をご検討中の方は住宅市場まで>>>お問い合わせ
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リフォーム済み中古住宅の購入で注意すべきポイント
注目度の高い「リフォーム済み中古住宅」ですが、メリットだけを見て購入を決めてしまうと、後から後悔してしまう場合もあります。
失敗を避けるためにも、購入前に押さえておくべき注意ポイントをしっかり確認しておきましょう。
構造の老朽化・リフォーム範囲をチェック
リフォーム済み住宅の表面的な仕上がりがきれいだからといって、すべての問題個所が改修されているとは限りません。
購入を決める前には、外観や内装の美しさだけでなく、構造の状態が安全であるかどうかも確認しましょう。
古い部分がどこまで改修されたのか、主要な構造部分に劣化や補強の必要性がないかをホームインスペクションで確かめることが重要です。
リフォーム費用への上乗せを確認
リフォーム済み物件を購入する際は、リフォーム費用が物件価格にどの程度上乗せされているかを確認しましょう。
リフォーム内容と物件価格のバランスが適正かどうかはを見極めるには、同様の改修内容で工事した他の物件と比較するのがおすすめです。
中古住宅の価格相場を知るには、国土交通省が運営する「不動産取引価格情報検索サービス」を利用してみましょう。
十分な耐震性や断熱性の確保
リフォーム済み中古住宅を購入する際には、耐震性や断熱性などの基本的な性能がしっかりと確保されていることが、安全で冷暖房効率のいい快適な暮らしを実現するために大切です。
リフォーム済み住宅でも、現行の基準に適合した耐震補強や断熱工事が適切に行われているかどうかを必ず確認しておきましょう。
ライフスタイルに合う間取りや設備、内装デザイン
もちろん、ご家族のライフスタイルに合った間取りや設備、内装デザインであることも重要です。
理想の暮らしや生活のしやすさを考えた、必要な設備や機能が充実しているかもチェックしましょう。
法令・不具合があった場合の保証内容
購入後に法令違反や不具合が発生した場合、どのような保証内容が提供されるのかを事前にしっかりと確認しておきましょう。
売主や会社がどのような責任を負うのか、修理の手配方法、対応期間などを契約書や保証書で明確にしておくことで、万が一の時の対応がスムーズです。
住宅ローンの利用について
中古住宅の場合、新築住宅よりも担保価値が低くなることがあり、住宅ローンの審査が厳しくなることがあります。
リフォーム済み中古物件に限らず、事前にローンの利用可能額や金利、返済条件などを確認しておくことは大切です。
住宅市場では、那珂市を中心としたエリアで豊富な情報と適正価格査定に基づく良質な物件を、地域密着型の誠実な精神とともにお届けしております。
住まい探しを始められる際は、ぜひ安心してお気軽にご相談ください。
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まとめ
リフォーム済み中古住宅は、完成した状態で住まいの間取りやデザインを自分の目で確認でき、購入後はすぐ住める効率的なマイホーム実現が大きなメリットですが、購入前に注意すべきポイントも多くあり、1つずつ丁寧にチェックしていくことが大切です。
ライフスタイルや希望予算に合う、条件のいい物件を見つけるために、今回解説したポイントを押さえて快適で安心な、自分らしい暮らしを手に入れてください。
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